取得された戦闘用艦船
Acquired Combatant Vessels

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※cwtはハンドレッドウェイト(hundredweight)の略で、1cwt=45.3592kg
排水量:892t(旧測定法による総トン数) 全長:64.00m 幅:12.19m 吃水:4.08m(depth of hull) 主機/軸数:Allaire Iron Works式vertical beam機関/外輪2基 兵装:228mmスムースボア砲2門、32ポンド砲(57cwt)4門(1862年6月には228mmスムースボア砲1門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門を増強、1864年12月には228mmスムースボア砲2門、32ポンド・スムースボア砲4門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門) 乗員:121名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑USS Clifton (1862-1863). Watercolor by Erik Heyl, 1962, painted for use in his book "Early American Steamers", Volume IV. She was originally the civilian ferryboat Clifton, built in 1861. After she was captured on 8 September 1863, she became the Confederate gunboat and blockade runner Clifton and was destroyed on 21 March 1864. Courtesy of Erik Heyl. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
クリフトン
123
Clifton Jeremiah Simonson 1861末〜1862初め ◎1861/12/2 1861年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨークのJacob A. Westerveltで沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/6/28 Vicksburgにて、アメリカ連合国軍の砲撃により損傷
1863/9/28 Sabine Passにてアメリカ連合国軍に拿捕、砲艦に改装


排水量:512t(旧測定法による総トン数) 垂線間長:44.07m 幅:10.05m 吃水:2.74m 主機/軸数:Novelty Iron Works式vertical beam機関1基/外輪2基 出力(計画):500馬力 速力:11.0kt 兵装:228mmスムースボア砲3門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1862年時。1862年8月には228mmスムースボア砲1門、12ポンド榴弾砲2門を増強、1863年9月には228mmスムースボア砲5門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・スムースボア砲1門。コモドア・ペリーは1863年1月には228mmスムースボア砲2門、32ポンド砲(47cwt)2門、12ポンド・スムースボア榴弾砲1門、1864年7月には100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、228mmスムースボア砲4門、12ポンド・スムースボア砲1門) 乗員:68名〜108名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑Fine Civil War photograph of USS Commodore Perry (Side-Wheel Steamer).
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コモドア・バーニー Commodore Barney Thomas Stack 1861/10末 1865/7/12 ◎1861/10/2 1859年進水の蒸気推進外輪フェリーボートEthan Allenを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1861/10 ヴァージニアにて嵐により損傷、ボルティモアにて修理
1863/4〜5 Nansemond Riverにて損傷
1863/8/5 James Riverにて機雷により損傷
◎1865/7/20 売却され商船となる
1901/9/22 ジャクソンヴィルの波止場にて沈没
コモドア・ペリー Commodore Perry Thomas Stack 1861/10 1865/6/26 ◎1861/10/2 1859年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/10/3 フランクリンにて損傷
◎1865/7/12 売却され商船となる
◎1907 除籍


排水量:376t(旧測定法による総トン数) 全長:42.97m 幅:8.65m 吃水:2.74m 主缶:缶1基 主機/軸数:inclined機関1基/外輪2基 速力:10.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門(1864年9月には30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門を32ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門に換装)、24ポンド・スムースボア砲4門 乗員:68名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑USS Commodore Hull (1862-1865). Watercolor by Erik Heyl, 1962, painted for use in his book "Early American Steamers", Volume IV. Originally the civilian ferryboat Nuestra Senora del Regla, built in 1861. She returned to civilian employment after the Civil War, under the name Waccamaw. Courtesy of Erik Heyl. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コモドア・ハル
12
Commodore Hull ブルックリン 1862/11/27 1865/6/8 ◎1861/12 ポート・ロイヤルにて1861年進水のハヴァナ港の外輪フェリーボートNuestra Senora de Reglaを拿捕
◎1862/9/1 購入し、ニュー・ヨークのCopeland & Howeで沿岸外輪戦闘艦に改装
1864/10/29〜31 ロアノーク川にてアメリカ連合国軍の砲撃により損傷
◎1865/9/27 ニュー・ヨーク海軍工廠にて売却され商船Waccamawとなる
1885以前 航海中に喪失


排水量:542t(旧測定法による総トン数) 全長:46.93m 幅:9.93m 吃水:3.59m(depth of hull) 主機/軸数:外輪2基 速力:12.0kt 兵装:228mmスムースボア砲1門、129mmライフル砲1門、24ポンド・スムースボア砲4門(1863年7月には228mmスムースボア砲1門、50ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド・スムースボア砲4門) 乗員:88名〜103名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑"Destruction of the United States Gun-boat 'Commodore Jones' on the James." Engraving published in "Harper's Weekly", 28 May 1864, page 348, depicting USS Commodore Jones being blown up by a very powerful Confederate electrically detonated mine ("torpedo") on 6 May 1864, while she was operating on the James River, Virginia. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コモドア・ジョーンズ
12
Commodore Jones ニュー・ヨーク? 1863/5/1
(1863/5/21?)
◎1863/5/12 ニュー・ヨークにて1863年進水の外輪フェリーボートを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
1864/5/6 James Riverにて魚雷(機雷?)により沈没


排水量:532t(旧測定法による総トン数) 全長:46.93m 幅:9.93m 吃水:2.62m 主機/軸数:inclined機関1基/外輪2基 速力:8.0kt 兵装:228mmスムースボア砲1門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲4門(1863年6月には228mmスムースボア砲1門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、50ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド榴弾砲2門。コモドア・モリスは228mmスムースボア砲1門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲4門、1863年5月には24ポンド榴弾砲2門を30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門に換装) 乗員:75名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑USS Commodore McDonough (1862-1865). In a harbor, during the Civil War. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コモドア・マクドノー
12
Commodore McDonough ニュー・ヨーク? 1862/11/24 ◎1862/8/5 ニュー・ヨークにて1862年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
1865/8/23 ポート・ロイヤル〜ニュー・ヨーク間にて曳航中、沈没
コモドア・モリス Commodore Morris ニュー・ヨーク 1862/11/19 1865/6/24 ◎1862/8/5 1862年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/10/3 フランクリンにて損傷
◎1865/7/12 売却され商船Clintonとなる
◎1917 陸軍が購入し、ジェネラル・ジョン・シンプソン General John Simpsonと改名
◎1931 解体


排水量:650t(旧測定法による総トン数) 全長:54.55m 幅:10.24m 吃水:1.92m 主機/軸数:vertical beam機関1基/外輪2基 兵装:100ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド榴弾砲4門(1864年10月には100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、228mmスムースボア砲4門) 乗員:84名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コモドア・リード Commodore Read ブルックリン 1863/9/8 ◎1863/8/19 ニュー・ヨークにて1857年進水の蒸気推進外輪フェリーボートAtlanticを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1865/7/20 ワシントン海軍工廠にて売却され商船State of Marylandとなる
1876/3/31 チェサピーク湾にて難破


排水量:341t(旧測定法による総トン数) 全長:38.28m 幅:8.71m 吃水:2.43m 主機/軸数:Novelty Iron Works式Copeland's inclined機関1基/外輪2基 速力:12.0kt 兵装:32ポンド砲(33cwt)2門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門 乗員:50名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑USS Ellen (1861-1865). Watercolor by Erik Heyl, painted for use in his book "Early American Steamers", Volume IV. She was originally the civilian ferryboat Ellen, built in 1853. Courtesy of Erik Heyl. U.S. Naval Historical Center Photograph.
↑USS Ellen (1861-1865). Lithograph by McGuigan, Philadelphia, after a drawing by A. T. Florence, depicting the ship in 1862-1865, while she was serving as a floating carpenter shop at Port Royal, South Carolina. Courtesy of President Franklin D. Roosevelt, 1936. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
エレン
12
Ellen Eckford Webb 1861/10/16 1862/10/30 ◎1861/10/10 ニュー・ヨークにて1853年2月1日進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
◎退役後、ポート・ロイヤルでfloating carpenter shopに改装
◎1865/9/2 売却
◎1865頃 解体


排水量:519t(旧測定法による総トン数) 全長:45.90m 幅:9.75m 吃水:3.62m(depth of hull) 主機/軸数:外輪2基 速力:12.0kt 兵装:228mmスムースボア砲2門、32ポンド砲(57cwt)4門 乗員:120名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
フォート・ヘンリー Fort Henry ニュー・ヨーク 1862/4/3 1865/7/8 ◎1862/3/25 ニュー・ヨークにて1862年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1865/8/15 民間に売却され商船Huntingtonとなる
1868/2/21 ハンターズ・ポイントにて焼失


排水量:517t(旧測定法による総トン数) 全長:54.71m 幅:8.93m 吃水:2.74m 主機/軸数:vertical beam機関1基/外輪2基 速力:12.0kt 兵装:228mmスムースボア砲3門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1863年4月には228mmスムースボア砲4門、200ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド榴弾砲1門、1865年3月には228mmスムースボア砲5門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド榴弾砲1門) 乗員:99名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ハンクバック Hunchback Jeremiah Simonson 1862/1/3 1865/6/12 ◎1861/12/16 ニュー・ヨークにて1852年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/2/5 Fort Barrowにてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷
1862/10/3 フランクリンにてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷
1863/9 エンジン故障
◎1865/7/12 New York & Brooklyn Ferry Co. に売却
◎1866 商船General Grantとなる
◎1880 解体


排水量:750t(旧測定法による総トン数) 全長:58.52m 幅:11.15m 吃水:3.65m(depth of hull) 主機/軸数:フルトン鉄工所式vertical beam機関1基/外輪2基 速力:8.0kt 兵装:32ポンド砲(57cwt)4門、228mmスムースボア砲1門、152mmマズルローディング・ライフル砲1門(1863年6月時。1864年7月には152mmライフル砲1門を100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門に換装) 乗員:99名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑J. P. Jackson (Ferry Steamship, 1860-1871). Watercolor by Erik Heyl, 1962, painted for use in his book "Early American Steamers", Volume IV. Built in 1860 as the civilian ferryboat John P. Jackson, this steamer served as USS John P. Jackson during the Civil War. She returned to commercial use after the war as J. P. Jackson. Courtesy of Erik Heyl. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ジョン P. ジャクソン
12
John P. Jackson Devine Burtis 1862/2/14 1865/9/5 ◎1861/11/6 ニューアークにて1860年8月2日進水のJersey City Ferry Co. の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/6 アメリカ連合国軍の攻撃により損傷、後にニュー・オーリンズにて修理
1862/10/8 ニュー・オーリンズにて火災事故により損傷
◎1865/9/27 ニュー・オーリンズにてMarcy, Maury & Co. に売却
◎1865/10/3 商船J. P. Jacksonとなる
◎1871 除籍、放棄


排水量:513t(旧測定法による総トン数) 垂線間長:43.46m 幅:10.05m 吃水:2.62m 主機/軸数:Novelty Iron Works式vertical beam機関1基/外輪2基 出力:500馬力 速力:11.0kt 兵装:228mm砲2門(1863年2月には228mm砲2門、100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド砲2門) 乗員:78名〜96名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
モース Morse Roosevelt, Joyce & Co. 1861/11/9 1865/5/21 ◎1861/11/7 ニュー・ヨークにて1859年進水の蒸気推進外輪フェリーボートMarionを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1865/7/20 ワシントン海軍工廠にてEast Boston Ferry Co. に売却
◎1865/12/12 商船Lincolnとなる
◎1885 除籍、放棄


排水量:217t(旧測定法による総トン数) 全長:36.78m 幅:6.97m 吃水:2.62m 主機/軸数:外輪2基 兵装:203mm(55cwt)1門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門 乗員:43名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サテライト
12
Satellite ニュー・ヨーク 1861/9/27 ◎1861/7/24 ニュー・ヨークにて1854年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
1861/12/22 アメリカ連合国軍の攻撃により損傷
◎1862/4/26 ワシントン海軍工廠にて修理(〜1862/6/9)
◎1861/1中旬 ワシントン海軍工廠にて修理
1863/8/23  Rappahannock Riverにてアメリカ連合国軍に拿捕


排水量:709t(旧測定法による総トン数) 甲板長:56.38m 幅:9.75m 吃水:2.62m 主缶:缶1基 主機/軸数:Allaire Iron Works式vertical beam機関1基/外輪2基 出力(計画):570馬力 速力:10.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド砲4門(1864年3月には24ポンド砲1門を30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門に換装、1865年3月には228mm砲2門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド砲4門) 乗員:120名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ショココン Shokokon Jeremiah Simonson 1863/5/18 1865 ◎1863/4/3 ニュー・ヨークにて1862年進水の蒸気推進外輪フェリーボートCliftonを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1863/7? 海軍工廠ノーフォークにて修理
1863/8末 ハリケーンにより損傷、修理
◎1865/10/25 ニュー・ヨークにて売却
◎1865/12/15 商船Lone Starとなる
◎1886 除籍、放棄


排水量:521t(旧測定法による総トン数) 全長:46.02m 幅:9.87m 吃水:3.44m(depth of hull) 主機/軸数:機関1基(サイズ914.40mm×2.74m)/外輪2基 兵装:228mmスムースボア砲2門、32ポンド砲(57cwt)4門 乗員:110名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サマーセット Somerset ブルックリン 1862/4/3 ◎1863/3/4 ワシントンD.C. にて1862年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/12/28 St. George's Soundにて作戦中、搭載していたボート群の1隻が転覆
南北戦争終了後、エンジン故障、ニュー・ヨークへ曳航
◎1865/7/12 ニュー・ヨークにてUnion Ferry Co. に売却
◎1866/2/14 商船となる
◎1914 除籍


排水量:751t(旧測定法による総トン数) 全長:60.96m 幅:10.36m 吃水:2.01m 主機/軸数:vertical beam機関1基/外輪2基 速力:12.0kt 兵装:100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、228mmスムースボア砲3門(1863年4月には228mmスムースボア砲2門を増強) 乗員:61名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑"The Rebel Ram Attacking Federal Gun-Boats at Plymouth, North Carolina". Engraving published in "Harper's Weekly", May 1864, depicting CSS Albemarle driving off USS Miami, after ramming and sinking USS Southfield (foreground), 19 April 1864. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サウスフィールド
12
Southfield John Englis 1861/12後半 ◎1861/12/16 ニュー・ヨークにて1857年進水のNew York Ferry Co. の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1862年8月末、マクレラン将軍 General McClellanが軍を退去させたのち、サウスフィールドはNorth Carolina soundsに戻る前に、ひどく必要な修理のためにノーフォーク海軍工廠に送られた
1864/4/19 プリマスにてアメリカ連合国海軍砲郭装甲艦アルベマール Albemarleの衝角攻撃により沈没


排水量:226t(旧測定法による総トン数) 全長:33.52m 幅:7.31m 吃水:1.40m 主機/軸数:beam機関/外輪2基 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲3門、12ポンド・スムースボア砲2門(1863年5月時。1865年3月には12ポンド・マズルローディング・ライフル砲3門、12ポンド・スムースボア砲3門) 乗員:21名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ステッピング・ストーンズ Stepping Stones ニュー・ヨーク 1862/10 1865/6/23 ◎1861/9/30 ニュー・ヨークにて1861年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1862/8末? 海軍工廠ノーフォークにて修理
◎1865/7/12 W. D. Wallachに売却
◎1865/7/27 商船Cambridgeとなる
◎1871/8/2 艀に改装


排水量:891t(旧測定法による総トン数) 全長:65.53m 幅:10.66m 吃水:4.14m(depth of hull) 主機/軸数:Morgan Iron Works式vertical beam機関1基/外輪2基 兵装:100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、228mmスムースボア砲1門、203mm砲(55cwt)4門 乗員:116名
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
↑USS Westfield (1862-1863). Watercolor by Erik Heyl, 1962, painted for use in his book "Early American Steamers", Volume IV. She was originally the civilian ferryboat Westfield, built in 1861. Courtesy of Erik Heyl. U. S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ウェストフィールド
12
Westfield Jeremiah Simonson 1862/1 ◎1861/11/22 1861年進水のCornelius Vanderbiltの蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨークのJacob A. Westerveltで沿岸外輪戦闘艦に改装
1862/10/31〜1862/11/1 Lavaca攻撃にて搭載砲の暴発により損傷
◎1863/1/1 ガルヴェストンにてアメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため破壊処分


排水量:326t(旧測定法による総トン数) 竜骨長:38.46m 幅:8.59m 吃水:2.43m 主機/軸数:inclined機関/外輪2基 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、32ポンド砲(33cwt)2門
※沿岸外輪戦闘艦(元フェリーボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ホワイトホール Whitehall Devine Burtis 1861/10 ◎1861/10/10 1850年進水の蒸気推進外輪フェリーボートを購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸外輪戦闘艦に改装
◎1861/11上旬 フィラデルフィアにて緊急修理(数日後修理中断)
◎1861/11中旬? ボルティモアにてオーヴァーホール
1862/3/8 ハンプトン・ローズにてアメリカ連合国海軍砲郭装甲艦ヴァージニア Virginiaの砲撃により損傷
1862/3/10 Old Point Comfortにて焼失


排水量:145t 主機/軸数:船尾輪 兵装:30ポンド・ライフル砲2門、24ポンド・スムースボア砲4門
※沿岸戦闘艦(河用ボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アンテロープ Antelope Parkersburg 1864/9 ◎1861 1861年進水の船尾輪汽船を陸軍省がチャーターし、ラヴィニア・ローガン Lavinia Loganと改名
◎1863 前の持ち主に返却
◎1864春 ルイヴィルにて海軍が取得
◎1864/5/26 購入し、Mound Cityで沿岸戦闘艦に改装、アンテロープと改名
◎1864/8/31 購入の事務手続き完了
1864/9/4 浸水、後にニュー・オーリンズにて修理
1864/9/23 ミシシッピ川にて沈没


排水量:52tもしくは400t 全長:38.10m 吃水:1.09m 主機/軸数:船尾輪 兵装:砲3門(24ポンド榴弾砲2門ともいわれる)
※沿岸戦闘艦(河用ボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
バラタリア Barataria ニュー・オーリンズ 1863 ◎Barratariaと綴る場合もあり
◎1862/4 ニュー・オーリンズにてアメリカ合衆国陸軍に拿捕
◎1863/1/1 海軍に移管、ニュー・オーリンスで沿岸戦闘艦に改装
1863/4/7 Lake Maurepasにて座礁、ボイラー損傷、アメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため破壊処分


排水量:95tもしくは130t 主機/軸数:HP機関/船尾輪 兵装:32ポンド砲(57cwt)1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1864年2月時) 乗員:49名
※沿岸戦闘艦(河用ボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ブルーマー Bloomer ニュー・オールバニー 1863/1/24 ◎1862/12/27 1856年進水の船尾輪汽船をa joint expedition composed of officers & men of Potomac & troops of the 91st New York Volunteersが取得し、ペンサコラ海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1865初め 海軍が購入
1865/6 フロリダ沿岸にて難破、後に引き揚げられる
◎1865/9/22 WoolseyのS. P. Griffin & Co. に売却
◎1866/4/5 商船Emmaとなる
◎1868 諸外国に売却


排水量:239t 主機/軸数:外輪2基
※沿岸戦闘艦(河用ボート、第4級艦)
↑"The Fight at Corney's Bridge, Bayou Teche, Louisiana, and Destruction of the Rebel Gun-boat 'Cotton,', January 14, 1863." Line engraving published in "Harper's Weekly", 1863, showing the Confederate gunboat J. A. Cotton engaging Federal gunboats, as Confederate troops fire from the shore. U.S. Navy ships in this engagement were Kinsman, Estrella, Diana and Calhoun. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ダイアナ
12
Diana Brownsville 1863/1/1 ◎1862/4/27 ニュー・オーリンズにて1858年進水の外輪商船を拿捕
◎陸軍に移管され陸軍輸送船となる
◎1862/11 海軍に移管、沿岸戦闘艦に改装
1863/3/28 Grand Lakeにてアメリカ連合国軍に拿捕
1863/4/12 アメリカ合衆国軍に焼却される


排水量:245t 主機/軸数:外輪2基
※沿岸戦闘艦(河用ボート、第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
キンズマン Kinsman エリザベス 1862/10 ◎1862/5 ニュー・オーリンズにてアメリカ合衆国陸軍が拿捕し、砲艦に改装、カーネル・キンズマン Colonel Kinsmanと改名
1862/11/3 Brashear Cityにてアメリカ連合国海軍艦艇の攻撃により損傷
◎1863/1/1 海軍に移管、沿岸戦闘艦に改装、キンズマンと改名
1863/2/23 Berwick Bayにて沈没


排水量:300t(旧測定法による総トン数) 全長:38.10m 幅:7.07m 吃水:3.53m 主缶:缶1基 主機/軸数:condensing機関1基/1軸 速力:12.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・スムースボア砲1門 乗員:58名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アカシア Acacia イースト・ボストン 1863/12/8 1865/5/12 ◎1863/10/28 ボストンにて1863年9月進水のC. W. Wilderのスクリュー推進曳船Vicksburgを購入し、チャールズタウン海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1863/12中旬 ボストンにて修理
◎1865/6/20 フィラデルフィア海軍工廠にて売却
◎1865/10/13 商船Wabashとなる
◎1881 除籍、放棄


排水量:392t(旧測定法による総トン数) 全長:38.46m 幅:9.99m 吃水:2.43m 主機/軸数:vertical direct-acting機関/1軸 兵装:32ポンド砲(57cwt)6門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1863年2月には24ポンド榴弾砲8門) 乗員:88名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
カーリュー Curlew Williamsburg 1861 ◎1861/9/15 1853年進水のスクリュー推進船を取得し、沿岸戦闘艦に改装
◎1862/1/16 陸軍省に移管
◎1866 商船South Sideとなる
◎1912 除籍


排水量:193t(旧測定法による総トン数) 全長:36.57m 幅:7.01m 吃水:2.31m(depth of hull) 主機/軸数:direct-acting機関1基/1軸 兵装:32ポンド砲(57cwt)1門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1864年5月には32ポンド砲(57cwt)3門を増強) 乗員:52名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
カリタック Currituck ニュー・ヨーク 1862/2/27 1865/8/4 ◎1861/9/20 ニュー・ヨークにて1843年進水のスクリュー推進汽船Senecaを取得し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装、カリタックと改名
◎1865/9/15 売却され商船Arlingtonとなる
1870/11/23 モービルにて焼失


排水量:520t(旧測定法による総トン数) 全長?:53.40m 幅:8.96m 吃水:2.92m 主缶:缶2基 主機/軸数:Daniel McLeod式LP direct-acting機関2基/1軸 速力:6.0kt 兵装:100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド・スムースボア榴弾砲4門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門 乗員:83名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ダイ・チン Dai Ching James C. Jewett & Co. 1863/6/11 ◎1863/4/21 1862年進水のスクリュー推進中国向け貿易船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1863/6下旬 ノーフォークにて機関修理
1865/1/26 Combahee Riverにて座礁、アメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分


排水量:399t(旧測定法による総トン数) 全長:46.93m 幅:8.56m 吃水:3.65m 主機/軸数:C. H. Delamater Iron Works式vertical direct-acting (rotary)機関1基/1軸 速力:11.0kt 兵装:32ポンド砲(57cwt)2門(1862年には20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門を増強、1863年5月には100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(57cwt)2門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド砲1門) 乗員:34名〜60名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑Steamship Dawn (1856). Watercolor by Erik Heyl, for use in his book "Early American Steamers", Volume III. This vessel served as USS Dawn in 1861-1865 and was later the civilian steamer Eutaw. Courtesy of Erik Heyl. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ドーン
12
Dawn Samuel Sneeden 1861/5/9 1865/6/17 ◎1861/4/26 1857年進水のスクリュー推進汽船をチャーターし、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1861/9下旬? ワシントン海軍工廠にて修理
◎1861/10/12 購入
◎1862/2/7 ニュー・ヨーク海軍工廠にてボイラー交換工事(〜1862/4/27)
◎1863/7/9 退役、ニュー・ヨークにて修理
◎1863/12/2 再役
◎1865/11/1 チャールズタウン海軍工廠にて売却され商船Eutawとなる
◎後に改装
1869/12/27 Pecks Beachにて難破


排水量:682t(旧測定法による総トン数) 全長:51.81m 幅:9.32m 吃水:3.96m 主機/軸数:C. H. Delamater Iron Works式Ericsson double-trunk (rotary)機関/1軸 速力:5.0kt 兵装:32ポンド砲(57cwt)4門(1863年5月には32ポンド砲(57cwt)6門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門) 乗員:57名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑Steamship Daylight (1860). Watercolor by Erik Heyl, for use in his book "Early American Steamers", Volume III. This vessel served as USS Daylight in 1861-1865 and was later the civilian steamer Santee. Courtesy of Erik Heyl. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
デイライト
12
Daylight Samuel Sneeden 1861/6/7 1865/5/24 ◎1861/5/10 1860年進水のスクリュー推進汽船をチャーターし、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1861/10/12 購入
◎1861/12上旬 ボルティモアにて修理
1862/4/25〜26 Fort Maconにて損傷
1862/11/4 フォート・フィッシャー攻撃にて搭載していたボートを破壊される
◎1863/5上旬 ボルティモアにて修理
◎1865/10/25 売却され商船Santeeとなる
◎1886 艀に改装
◎1907 除籍


排水量:390t(旧測定法による総トン数) 全長:49.37m 幅:7.01m 吃水:1.82m 主缶:缶4基 主機/軸数:2-cyl. horizontal direct-acting機関2基/1軸 出力(計画):600馬力 速力:14.0kt 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド・スムースボア砲6門 乗員:94名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ドン
12
Don J. & W. Dudgeon 1864/5 1868/5/18 ◎1864/3/4 ビューフォートにて1863年進水のイギリスのスクリュー推進封鎖突破艦船Diana(のちにドンと改名)を拿捕
◎1864/4/21 ボストンにて購入し、チャールズタウン海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1868/8/29 売却され商船となる
◎1871 スペインに売却されCantabriaとなる


排水量:118t(旧測定法による総トン数) 全長:28.04m 幅:5.18m 吃水:2.92m(depth of hull) 主機/軸数:1軸 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド・スムースボア砲1門 乗員:42名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)

↑Artist rendition of USS Dragon underway. National Civil War Naval Museum. Image courtesy of NavSource.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ドラゴン Dragon バッファロー 1862 1868/5/13 ◎1861/12 ニュー・ヨークにて1861年進水のスクリュー推進汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1861/12/20 ニュー・ヨークを出発し、ハンプトン・ローズにて北大西洋封鎖戦隊に参加
◎ドラゴンはJames River小艦隊に配属され、アメリカ連合国海軍砲郭装甲艦ヴァージニアの攻撃に備えて、フリゲイト・カンバーランド Cumberlandコングレス Congressに随伴して救援活動を行った
1862/3/8 ハンプトン・ローズにてアメリカ連合国海軍砲郭装甲艦ヴァージニアの砲撃により損傷、後にボルティモアにて修理(ドラゴンはスクリュー推進フリゲイト・ミネソタ Minnesotaの引き揚げに努めたが、ヴァージニアのライフリング砲の1発がボイラーに入り、爆発して大きな損害を与えたため、停止させられた。ドラゴンは、修理のためボルティモアに送られた)
◎1862/4/22 ハンプトン・ロードに戻ったドラゴンは、再びJames River小艦隊に配属され、1862年8月29日にポトマック小艦隊に移されるまでJames Riverにて哨戒を続けた
◎1865年4月25日まで、ポトマック川とラRappahannock Riverを巡回し、メリーランドとヴァージニアの間の封鎖を強化した。翌日ワシントン海軍工廠に到着
◎1865/7/20(1865/7/29?) 売却され商船Brandtとなる
◎1880 除籍
◎North Atlantic Blockading Squadron 1862. Damaged by shell from CSS Virginia at battle of Hampton Roads, 8 Mar 1862. James River Flottilla 1862. Potomac Flottilla Aug 1862-1865. Engaged batteries near Ft. Lowry, Va., 21 Feb 1863.
☆拿捕または撃沈スコア(以下の艦船)
・1863/5/6 Samuel First


排水量:220t(旧測定法による総トン数) 全長:35.66m 幅:8.53m 吃水:2.62m 主機/軸数:vertical機関1基/1軸 速力:8.0kt 兵装:32ポンド砲(42cwt)4門(1863年2月には20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門を増強、1863年5月には30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(42cwt)4門) 乗員:50名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
E. B. ヘイル E. B. Hale Sleightsburg 1861/9/4 1865/5/11 ◎1861/7/27 1861年進水のスクリュー推進汽船Edmund B. Haleを購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1862/12/11 退役、ニュー・ヨークにてにて修理
◎1863/2/18 再役
◎1865/6/20 売却され商船となる
◎1867 除籍


排水量:438t(旧測定法による総トン数) 全長:54.25m 幅:7.92m 吃水:1.82m 主機/軸数:oscillating機関/1軸 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(33cwt)2門、24ポンド榴弾砲2門(1865年6月には30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド榴弾砲2門) 乗員:57名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑USS Estrella (1862-1867). Painting depicting Estrella (at left) off the Pensacola Navy Yard, Florida, circa 1866-1867. USS Yucca is in the middle distance. The sailing frigate at right is not identified. Courtesy of Francis D. Brinton, 30 August 1933. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
エストレラ
12
Estrella ロンドン 1862 1867/7/16 ◎1853年、ロンドンのサムダ・ブラザーズ Samuda BrothersがMagdalena Steam Navigation Companyの現在のコロンビアにおける商業サーヴィス用に建造した蒸気船
◎1862年に米国に売却され、合衆国陸軍輸送船として使用されたのち、合衆国海軍に移管
◎1862年後半に就役。A. P. クック少佐 LCDR. A. P. Cookeが指揮
◎南北戦争中、エストレラは以下の作戦に参加した。1862年から1867年まで西海岸封鎖戦隊 West Gulf Blockading Squadron
◎ニュー・ヨーク海軍工廠にて退役
◎1867年10月9日、ニュー・ヨーク州ニュー・ヨークのIntertropical Companyの秘書官Henry Winnに売却
◎のちに外輪船に改装
1873年5月21日、停泊中のSavanna-la-Marにて沈没(三度の難破を経て(1868年、1869年、1870年))
◎West Gulf Blockading Squadron 1862-1867. Engagement off Brashear City, Berwick Bay, La., 1-3 Nov 1862. Engagement at Bayou Teche, La., 14 Jan 1863. Engagement with CSS Queen of the West in Berwick Bay, 14 Apr 1863. Engagement at Butte-a-la-Rose, La., capture of Ft. Burton, 20 Apr 1863. Expedition up Red River, 3-13 May 1863. Battle of Mobile Bay, 5 Aug 1864.
☆拿捕または撃沈スコア(以下の艦船)
・1862/10/9 蒸気船Hart(破壊)
・1864/4/6 Julia A. Hodges


排水量:32t(旧測定法による総トン数) 全長:25.90m 幅:3.90m 吃水:1.09m(depth of hull) 主機/軸数:1軸 兵装:12ポンド2門 乗員:19名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ユーリカ Eureka ジョージタウン 1862 ◎1862/4/20 Rappahannock Riverにて1861年進水のスクリュー推進船を拿捕
◎1862/8/22 購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1865/3 不活性化工事
◎1865/9/15 ワシントンにて売却


排水量:240t(旧測定法による総トン数) 全長?:30.90m 幅:6.67m 吃水:2.43m 主機/軸数:Daniel McLeod式horizontal direct-acting機関2基/1軸 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲2門(1864年3月には20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲4門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門。は1864年9月には12ポンド・スムースボア砲1門を増強) 乗員:43名〜57名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
フクシア Fuchsia James C. Jewett & Co. 1863/8 1865/8/5 ◎1863/6/16 1862年進水の清国海軍向け蒸気推進曳船(灯台見回り船)Kiang Sooを購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1865/9/23 売却され商船Donaldとなる
◎1889 除籍
チューリップ Tulip James C. Jewett & Co. 1863/8 ◎1863/6/16 ニュー・ヨークにて1862年進水の清国海軍向け灯台見回り船Chi Kiangを購入し、沿岸戦闘艦に改装
1864 ボイラー故障
1864/11/11 Ragged Pointにてボイラー爆発により沈没


排水量:177t(旧測定法による総トン数) 全長:45.72m 幅:7.92m 吃水:2.31m(depth of hull) 主機/軸数:1軸(Swiftsure propeller) 兵装:32ポンド砲(33cwt)2門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門 乗員:49名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ヘンリー・アンドリュー Henry Andrew ニュー・ヨーク 1861/10 ◎1861/9/10 ニュー・ヨークにて1847年進水のVan Santvoordの蒸気船(元は帆走式ブリッグで1859年に蒸気推進船に改装)を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1862/8 ニュー・ヨークにて修理
1862/8/24 Cape Hatteras南方海域にて悪天候により難破


排水量:108t(旧測定法による総トン数) 全長:24.99m 幅:8.13m 吃水:2.13m 主缶:缶1基 主機/軸数:vertical機関2基/1軸 速力:5.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1864年9月には12ポンド砲2門を増強) 乗員:18名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ヘンリー・ブリンカー Henry Brinker ブルックリン 1861/12/15 1865/6/29 ◎1861/10/29 ニュー・ヨークにて1861年進水のHenry Brinkerの蒸気船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1863/11 ハンプトン・ローズにて修理(〜1864/4/9)
◎1864/7上旬 ハンプトン・ローズにて修理
◎1865/7/20 売却され商船Reliefとなる
◎1867 解体


排水量:406t(旧測定法による総トン数) 全長:53.34m(1868年時) 幅:9.14m(1868年時) 吃水:2.13m(1868年時) 主缶:缶2基 主機/軸数:Wright's segmental機関2基/2軸 速力:9.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド榴弾砲4門 乗員:65名〜86名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑USS Hibiscus (1864-1866). Civil War era lithograph. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ハイビスカス
12
Hibiscus S. H. Pook 1864/12/29 1865/8/19 ◎1864/11/16 ニュー・ヨークにて1864年進水のS. M. Pookの蒸気船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1866/10/5 売却され商船Wrightとなる
◎1870 Hibiscusと改名
1873/5/1 海上にて喪失
スピレア Spirea S. H. Pook 1865/1/9 1865/8/23 ◎1864/12/30 ニュー・ヨークにて1864年進水のS. M. Pookの蒸気船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
1865/2/23 St. Mark's Riverにて座礁、後に離礁
◎1866/10/5 ニュー・ヨークにて売却
◎1867/1/30 商船Sapphoとなる
1867/12/14 Cape Hatterasにて難破


排水量:397t(旧測定法による総トン数) 全長:36.78m 幅:6.73m 吃水:3.65m 主機/軸数:vertical機関1基/1軸 速力:10.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門(1864年4月には30ポンド・マズルローディング・ライフル砲3門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・スムースボア榴弾砲1門) 乗員:55名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ハウクア Howquah イースト・ボストン 1863/9/1 1865/6/22 ◎1863/6/17 ボストンにて1863年進水のG. W. Uptonの蒸気船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
1864/9/25 フォート・フィッシャーにてアメリカ連合国軍の陸上砲台の砲撃と大型スクリュー戦闘艦ガヴァナー・バッキンガム Governor Buckinghamニホン Niphonの誤った砲撃により損傷
◎1865/8/10 売却され商船Equatorとなる
◎1883 除籍


排水量:453t(旧測定法による総トン数) 全長:52.30m 幅:9.57m 吃水:2.13m 主機/軸数:beam機関/1軸(Swiftsure Propeller) 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、203mmスムースボア砲(63cwt)8門 乗員:96名〜119名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑Richard Stout, former Landsman, USN. Halftone image published in "Deeds of Valor", Volume II, page 43, by the Perrien-Keydel Company, Detroit, 1907. Landsman Stout was awarded the Medal of Honor for his brave actions on board USS Isaac Smith when she was captured by Confederate forces in the Stono River, South Carolina, on 30 January 1863. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アイザック・スミス
12
Isaac Smith Lawrence & Foulkes 1861/10/16 ◎1861/9/9 ニュー・ヨークにて1861年進水のE. J. Hamiltonの蒸気船Isaac P. Smithを購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1862/8中旬? ニュー・ヨークにて修理(〜1862/10上旬?)
1863/1/30 Stono Riverにてアメリカ連合国軍の陸上砲台の砲撃により損傷、アメリカ連合国軍に拿捕


排水量:150t(旧測定法による総トン数) 全長:34.13m 幅:5.66m 吃水:2.43m 主缶:缶1基 主機/軸数:2-cyl. direct-acting機関/1軸 出力(計画):100馬力 速力:10.0kt 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門 乗員:27名〜53名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
リトル・エイダ Little Ada William Simons & Co. 1864/10/5 1865/6/24 ◎1864/3/30 South Santee Riverにて1863年12月22日進水のイギリスのスクリュー推進封鎖突破艦船を拿捕、放棄
◎1864/7/9 再拿捕
◎1864/8/18 ボストンにて購入し、ボストンで沿岸戦闘艦に改装
◎1865/8/12 陸軍省に移管、エイダ Adaと改名
◎1878 沿岸測量部に移管、ピーター・スミス Peter Smithと改名
◎1909 カナダの業者に売却されリトル・エイダと改名
◎1921 Buxtonと改名
◎1923 Betty Jane Hearnと改名
◎1928 Poling Bros. No. 2と改名
1940/6/2 Great Captains Islandにて沈没


排水量:438t(旧測定法による総トン数295t) 全長:43.64m 幅:8.32m 吃水:2.62m 主缶:缶1基 主機/軸数:Harlan & Hollingsworth Co. 式inverted direct-acting condensing機関/1軸 兵装:203mm砲1門、32ポンド砲(57cwt)2門、32ポンド砲(33cwt)1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門 乗員:85名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑"Naval Skirmish between the Rebel Iron-plated War Steamer Yorktown, and a portion of the Federal Fleet anchored in James River, Va., off Newport News." Line engraving published in "Frank Leslie's Illustrated", 1861. It probably depicts the action of 13 September 1861. Ships shown are (from left to right): USS Louisiana, CSS Patrick Henry (ex-Yorktown), USS Savannah and USS Cumberland. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ルイジアナ
12
Louisiana Harlan & Hollingsworth Co. 1861/8 ◎1861/7/10 フィラデルフィアにて1860年進水の蒸気船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1864/12/24 フォート・フィッシャー攻撃にて爆破処分(爆破による効果なし)


排水量:220t(旧測定法による総トン数) 全長:37.36m 幅:6.91m 吃水:2.62m(depth of hull) 主機/軸数:direct-acting機関/1軸 兵装:203mm砲(63cwt)1門、30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1862年3月には30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、1863年5月には24ポンド榴弾砲2門、12ポンド・スムースボア砲1門を増強) 乗員:45名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
マギー Madgie フィラデルフィア 1862 ◎1861/10/15 ニュー・ヨークにて1858年進水の蒸気船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1863/3 ポート・ロイヤルにて修理
1863/10/11 Frying Pan Shoalsにて曳航中、沈没


排水量:192t(旧測定法による総トン数) 全長?:33.52m 幅:6.58m 吃水:1.82m 主缶:缶1基 主機/軸数:2-cyl. inclined機関/2軸 兵装:100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、12ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、12ポンド榴弾砲2門(1862年11月には6ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、42ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門) 乗員:22名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑USS Naugatuck (1862). Line engraving published in "Harper's Weekly", 26 April 1862, providing a general arrangement diagram of the gunboat's interior. Note the extensive provisions for ballasting the ship with water to reduce her freeboard in action. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ノーガタック
12
Naugatuck R. H. Dunham & Co. ◎1862春 海軍に移管、ノーガタックと改名
1862/5 Drewry's Bluffにてアメリカ連合国軍の陸上砲台と戦闘中に搭載砲の暴発
◎のちに税関監視船部に移管、E. A. スティーヴンスと改名


排水量:221t(旧測定法による総トン数) 全長?:41.14m 幅:7.92m 吃水:2.92m 主缶:缶1基 主機/軸数:C. H. Delamater Iron Works式vertical direct-acting機関1基/1軸 速力:9.5kt 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(57cwt)4門(1862年4月には32ポンド砲(57cwt)1門を42ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門に換装、1863年12月には20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、203mmスムースボア砲1門、32ポンド砲(57cwt)3門) 乗員:47名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ニュー・ロンドン New London George Greenman & Co. 1862/10/29 1865/8/3 ◎1861/8/26 ニュー・ヨークにて1859年10月5日進水の汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1865/9/8 M. M. Comstockに売却
◎1865/12/27 商船Acushnetとなる
◎1910 除籍


排水量:431t(旧測定法による総トン数) 全長:40.38m 幅:7.49m 吃水:3.04m 主缶:缶1基 主機/軸数:vertical direct-acting機関1基/1軸 速力:6.0kt 兵装(1862年時):30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、203mm砲(55cwt)4門 乗員:80名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
↑USS Norwich (1861-1865). Artwork made during the Civil War by Xanthus Smith. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ノーウィッチ
12
Norwich Norwich 1861/12/28 1865/6/30 ◎1861/9/26 ニュー・ヨークにて1861年進水のJ. M. Huntington & Co. の汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1865/8/10 フィラデルフィアにて売却
◎1865/10/14 商船となる
1873/2/17 海上にて沈没


排水量:183t(旧測定法による総トン数) 全長:34.44m 幅:6.85m 吃水:2.13m 主機/軸数:1軸 兵装(1862年時):20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(33cwt)4門 乗員:49名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
パトルーン Patroon フィラデルフィア 1862/3/18 1862/11/18 ◎1861/10/28 トレントンにて1859年進水のR. T. Loperの汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
1862秋 浸水
◎1862/12/30 フィラデルフィアにて売却
◎1863/12/8 陸軍が購入
1865/11/10 Brazosにて沈没


排水量:287t(旧測定法による総トン数) 甲板長:42.67m 幅:8.22m 吃水:3.35m 主機/軸数:C. H. Delamater Iron Works式vertical direct-acting機関1基/1軸 兵装:32ポンド砲(57cwt)4門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門 乗員:77名〜95名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ポトムスカ Potomska Capes & Allison 1861/12/20 1865/6/16 ◎1861/9/25 ニュー・ヨークにて1854年進水のH. Haldregeの汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1862/8 退役、フィラデルフィアにて修理
◎1862/9 再役
◎1864/3 退役、ボルティモアにて修理
◎1864/6/21 再役
◎1865/8/10 フィラデルフィアにて売却され商船となる(売却額$7,100)
1866/7/15 Saludaにて難破


排水量:197t(旧測定法による総トン数) 全長:36.88m 幅:7.19m 吃水:2.31m(depth of hull) 主機/軸数:1軸 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(57cwt)4門 乗員:52名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サッチェム
12
Sachem ニュー・ヨーク 1861 ◎1861/9/20 ニュー・ヨークにて1844年進水の汽船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1862/3/17 測量船となる(〜1862/4中旬)
1862/12/31 ガルヴェストン港にてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷
◎1863/1 ニュー・オーリンズにてオーヴァーホール(〜1863/2下旬?)
1863/4 浸水、後にニュー・オーリンズにて修理
1863/9/8 Sabine Cityにてアメリカ連合国軍の陸上砲台の砲撃により座礁、アメリカ連合国軍に拿捕


排水量:294t 全長:31.85m 幅:6.37m 吃水:3.65m 主機/軸数:vertical direct-acting機関1基/1軸 速力:10.5kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門 乗員:52名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サンフラワー Sunflower イースト・ボストン 1863/4/29 1865/6/3 ◎1863/5/2 ボストンにて1863年進水の汽船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1865/8/10 売却され商船となる
1870/1/29 Southwest Passにてスクリュー推進スループ・ジュニアータ Juniataと衝突し沈没


排水量:64t 全長:24.38m 幅:5.48m 吃水:2.13m(depth of hull) 主缶:缶1基 主機/軸数:機関1基(サイズ508.00mm×0.54m)/1軸 兵装:32ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(1862年時。1864年1月には50ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲1門、1864年12月には50ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門を30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門に換装) 乗員:25名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ティーザー
123
Teaser フィラデルフィア 1862/8 1865/6/2 ◎1862/7/4 James Riverにてアメリ合衆国軍の砲撃によりボイラーを損傷、放棄、アメリカ合衆国海軍艦艇が拿捕、沿岸戦闘艦に改装
1863/4/17 Nansemond Riverにて座礁、機関故障、後に修理
1864/7/10 パタクセント・リヴァーにて浸水
◎1864/7/11 アナポリスにて一時的修理、ボルティモアにて修理
◎1865/6/25 ワシントンにてJ. Biglerに売却
◎1865/7/2 商船York Riverとなる
◎1873(1878?) 除籍


排水量:192t(旧測定法による総トン数) 全長:36.14m 幅:7.13m 吃水:2.31m 主機/軸数:vertical機関1基/1軸 速力:11.5kt 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(57cwt)2門(1864年1月には32ポンド砲(57cwt)2門を増強) 乗員:62名〜82名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アンカス Uncas ニュー・ヨーク 1861/10/14 1863/7? ◎1843年進水の汽船を沿岸測量部が取得
◎1861/9/20 海軍が購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装(〜1862/2)
◎1862/3/17 海軍に移管
◎1862/3中旬? ボルティモアにて修理
1862/4 機関故障、後に修理
1862/9/11 St. John's Bluffにてアメリカ連合国軍の陸上砲台の砲撃により損傷
◎1863/8/21 ニュー・ヨーク海軍工廠にて売却
◎1863/11/20 商船Claymontとなる
◎1886 除籍、放棄


排水量:190t(旧測定法による総トン数) 全長?:40.53m 幅:6.43m 吃水:2.56m 主缶:缶1基 主機/軸数:vertical機関1基/1軸 速力:10.0kt 兵装:32ポンド砲(42cwt)4門(1864年12月には32ポンド砲(42cwt)4門、20ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、12ポンド砲1門) 乗員:48名〜82名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ヴァリ・シティ Valley City Jacob Birely 1861/9/13 ◎1861/7/26 ニュー・ヨークにて1859年進水の汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎1861/10 ボルティモア海軍工廠にて煙突修理
1862/2/10 エリザベス・シティにてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷
1862/3/13〜14 New Berneにてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷
◎1862/6上旬 ボルティモアにて修理
◎1863/1 海軍工廠ノーフォークにてプロペラ換装工事
◎1863/4 ボルティモアにて修理、改装
1863/9/21 輸送船ヴィデット Videtteと衝突し損傷
◎1863/11下旬 ボルティモアにて修理
1864/12下旬? Poplar Pointにてアメリカ連合国軍の陸上砲台の砲撃により損傷
◎1865/8/15 ニュー・ヨークにて売却
◎1865/12/28 商船となる
1882/1/30 Cape San Biasにて沈没


排水量:254t(旧測定法による総トン数) 全長?:36.54m 幅:7.01m 吃水:3.65m 主缶:缶1基 主機/軸数:vertical direct-acting機関1基/1軸 速力:6.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、203mm砲(63cwt)2門 乗員:44名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ヴィクトリア Victoria フィラデルフィア 1862/3/13 1865/5/4 ◎1861/12/26 ニュー・ヨークにて1855年進水の汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
◎ヴィクトリアは1862年8月30日に修理のためビューフォートに向けて出航し、9月4日にNew Inlet沖の封鎖区域に戻り、21日にさらに大規模な修理のため海軍工廠ノーフォークに入港した(〜1862/12/8)
◎1863/10初め 海軍工廠ノーフォークにて一時的な修理
◎1863/11 海軍工廠ノーフォークにてオーヴァーホール(〜1864/4?)
1864夏 大型スクリュー推進戦闘艦チェロキー Cherokeeと衝突し損傷
◎1864/12 海軍工廠ノーフォークにて修理
◎1865/11/30 ニュー・ヨークのL. A. Edwardsに売却
◎1866/6/13 商船となる
◎1871 除籍


排水量:270t(旧測定法による総トン数) 全長:39.41m 幅:8.16m 吃水:3.35m 主缶:缶1基 主機/軸数:C. H. Delamater Iron Works式vertical機関1基/1軸 速力:9.0kt 兵装:20ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(57cwt)4門 乗員:57名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ワムスッタ Wamsutta Capes & Allison 1862/3/14 1865/6/29 ◎1861/9/20 ニュー・ヨークにて1853年8月13日進水のH. Haldregeの汽船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
1862/4/27 Woodville Islandにてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷
1862/11 汽船Mayflowerと衝突し損傷、ポート・ロイヤルにて修理
◎1862/12/3 ニュー・ヨーク海軍工廠にて退役
◎1863/2/2 再役
◎1863/5 ポート・ロイヤルにて修理
◎1863/9/14 退役、フィラデルフィア海軍工廠にて修理
◎1864/4/24 再役
◎1865/7/20 ポーツマスにてOtis Seaburyに売却され商船となる
◎1879 艀に改装


排水量:441t(旧測定法による総トン数) 全長:54.25m 幅:10.45m 吃水:2.62m 主機/軸数:Allaire Iron Works式vertical direct-acting機関1基/1軸 速力:7.0kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、32ポンド砲(57cwt)2門(1862年時。1863年2月には32ポンド砲(47cwt)2門を増強) 乗員:86名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ウェスタン・ワールド Western World William Collyer 1862/1/3 1865/5/26 ◎1861/9/21 ニュー・ヨークにて1856年進水のS. Schuylerの汽船を購入し、ニュー・ヨーク海軍工廠で沿岸戦闘艦に改装
1863/6中旬 嵐によりrudderheadを失う、海軍工廠ノーフォークにて修理
◎1863/9中旬 ワシントン海軍工廠にて修理
◎1864/4上旬 ワシントン海軍工廠にて修理
◎1865/6/24 H. R. Hazelhurstに売却され商船Petersburgとなる
◎1880 艀に改装


排水量:132t 全長:28.34m 幅:6.06m 吃水:2.43m 主缶:缶1基 主機/軸数:inclined機関2基/1軸 兵装:228mmスムースボア砲1門(1862年1月時。1863年5月には100ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲3門) 乗員:45名
※沿岸スクリュー推進戦闘艦(第4級艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ホワイトヘッド
12
Whitehead New Brunswick 1861/11/19 1865/6/29 ◎1861/10/17 ニュー・ヨークにて1861年進水の D. B. Martinの汽船を購入し、沿岸戦闘艦に改装
◎1862/11中旬 ワシントン海軍工廠にて修理、改装(〜1862/12下旬?)
1864/4/19 プリマスにてのアメリカ連合国海軍砲塔装甲艦アルベマールの攻撃により損傷
◎1864/8下旬 海軍工廠ノーフォークにて修理(〜1864/10/31)
◎1865/8/10 フィラデルフィア海軍工廠にて売却
◎1865/10/7 商船Nevadaとなる
1872/9/1 ニュー・ロンドンにて焼失


Update 24/09/08